顎関節症
顎関節症
口を動かそうとする時、耳の前あたりや、顎の筋肉が痛む。または大きく口を開けられない・開けるのが怖い。口の開け閉めの際に音がして気になるなどの症状があれば、それは顎関節症かもしれません。
顎関節症は、単一の病気ではなく、咀嚼(そしゃく)筋痛障害、顎(がく)関節痛障害、顎関節円板障害、変形性顎関節症といった疾患の総称となります。関節円板とは骨と骨の間でクッションの役割をしている組織で、ものを食べたり口を開けたりしたときに顎(あご)が痛む、口が開かない、顎を動かすと「カクン、カクン」と音がするなどの症状が出ます。
睡眠中の歯ぎしりや強い食いしばり、外傷、噛(か)み合わせ不全などが原因になることが多いです。無意識に上下の歯を噛み合わせていないかをこまめに確認し、同じ姿勢をとり続けたりほおづえをついたりしないようにしましょう。1~2週間たっても症状が改善しないときはご相談ください。
スプリント療法とは、患者さまひとりひとりに合わせたマウスピースを作製し、使用していただく治療方法です。
特に、就寝中の歯ぎしりは自分ではコントールが難しいので、マウスピースを装着することで顎関節の負担を軽減することができます。
料金 保険診療 3割負担で約3000円
自費診療(顎関節専門Drによる顎関節治療)10,000円~
噛むときに使う咬筋などの筋肉に、ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質を注射する治療方法です。
筋肉の過度な働きをゆるめることができ、顎関節・歯にかかる負担を減らします。
マウスピースをつけたまま寝られない方にもおススメです。
また、エラを目立たなくさせたり、小顔効果もあると言われています。
料金 1回 33,000円(税込)~