40代から気をつけたい歯ぐきの健康チェックリスト|吉祥寺むらかみ歯科クリニック
目次
🦷40代から気をつけたい歯ぐきの健康チェックリスト
~歯ぐきの変化に早めに気づいて健康な歯を守りましょう~
40代になると、体だけでなくお口の中にも少しずつ変化が現れます。
「歯ぐきが下がってきた気がする」「口臭が気になる」「歯がしみる」――
実はこれらのサイン、歯周病の始まりかもしれません。
歯周病は痛みが出にくく、気づかないうちに進行してしまう病気です。
そして日本では、歯を失う原因の第1位が歯周病といわれています。
今回は、40代から特に意識してほしい
「歯ぐきの健康チェックリスト」と
「歯ぐきを守るためのケア方法」についてご紹介します。
✅【歯ぐきの健康チェックリスト】
ご自身の歯ぐき、いくつ当てはまりますか?
1つでもチェックがついたら、早めに歯科でのチェックをおすすめします。
■1.歯みがきのときに出血する
歯ブラシに血がつくのは、歯ぐきの炎症(歯肉炎)のサイン。
「磨きすぎたかな?」と思って放置すると、炎症が進み、
やがて歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまうこともあります。
■2.歯ぐきが下がってきた気がする
加齢による変化だけでなく、歯周病や強すぎるブラッシング圧が原因の場合も。
歯が長く見える、知覚過敏が出てきたという方は要注意です。
■3.口臭が気になる
歯周病菌が発するガスには、特有のにおいがあります。
「朝だけ気になる」「マスクの中でにおう」という方も、早めのチェックを。
■4.歯が揺れる・噛むと違和感がある
歯を支える骨がすでに減っている可能性があります。
放っておくと、最終的に歯が抜けてしまうケースもあります。
■5.歯と歯の間に物がはさまりやすい
歯ぐきが下がって隙間ができると、食べ物がつまりやすくなります。
そこに汚れが溜まり、さらに炎症が悪化してしまうことも。
■6.歯ぐきが赤い・腫れている
健康な歯ぐきは薄いピンク色で引き締まっています。
赤くブヨブヨしている、腫れている場合は炎症のサインです。
🪥【40代から歯ぐきの健康を守るためにできること】
① 毎日の歯みがきを“強さ”ではなく“質”で見直す
ゴシゴシ磨くのではなく、「軽い力で小刻みに動かす」が基本です。
歯ブラシは毛先が広がる前に、1か月を目安に交換しましょう。
また、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れもきちんと落としましょう。
② フッ素・殺菌成分入りの歯磨き剤を使う
歯周病予防には、フッ素や殺菌成分(CPC・IPMPなど)が配合された歯磨き剤がおすすめです。
歯ぐきのハリが気になる方は「歯周病予防タイプ」を選びましょう。
③ 定期的にプロのクリーニングを受ける
どんなに丁寧に磨いても、歯石は自分では取れません。
吉祥寺むらかみ歯科クリニックでは、3か月ごとの定期クリーニングをおすすめしています。
歯石除去だけでなく、歯ぐきの状態チェックやブラッシング指導も行っています。
④ 噛みしめ・食いしばりにも注意
無意識の食いしばりや歯ぎしりは、歯ぐきや骨に強い負担をかけます。
朝起きたときにあごが重い・歯がしみると感じる方は、**ナイトガード(マウスピース)**で歯を守る方法もあります。
💬【歯ぐきの健康は見た目の若さにも関係しています】
歯ぐきが下がると歯が長く見えたり、笑ったときに影ができたりして、
実際の年齢よりも老けて見えてしまうことがあります。
反対に、ピンク色で引き締まった歯ぐきは清潔感と若々しさを与えます。
「お口のアンチエイジング」という意識で、歯ぐきケアを始めてみましょう。
🏥【まとめ:歯を守るには、まず歯ぐきを守ること】
40代は、歯そのものよりも歯を支える歯ぐきと骨を守ることが大切な年代です。
歯ぐきの健康を維持することで、結果的に歯の寿命も延ばせます。
「最近歯ぐきが気になる」「昔より歯が長く見える気がする」
そんな小さな変化に気づいたら、ぜひ一度ご相談ください。
吉祥寺むらかみ歯科クリニックでは、
歯ぐきの状態を丁寧に検査し、
お一人おひとりに合わせた予防プランをご提案しています。
お口の健康を守り、10年後も自分の歯でしっかり噛めるように。
ぜひ、歯ぐきケアを今日から始めましょう🦷✨