歯医者が苦手な方へ。痛みを最小限にするための工夫
目次
🦷歯医者が苦手な方へ。痛みを最小限にするための工夫
~“怖い”“痛い”をできるだけ減らすために~
「歯医者さんは痛いから苦手…」
「治療の音やにおいを思い出すだけで緊張してしまう」
そんな方は少なくありません。実際、患者さんの中には「痛くなってもギリギリまで我慢してしまう」という方も多くいらっしゃいます。
でも、今は**“痛みを最小限に抑えた歯科治療”**が当たり前の時代。
吉祥寺むらかみ歯科クリニックでも、患者さんが安心して通えるように、さまざまな工夫を行っています。
今回は、「歯医者が怖い・苦手」という方のために、痛みを感じにくくする工夫や治療の進め方について詳しくご紹介します。
😣なぜ歯医者が怖いと感じるのか?
まず、「怖い」と感じる原因を整理してみましょう。
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麻酔や治療の痛みが怖い
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ドリルの音や振動が苦手
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子どものころの痛い経験の記憶がある
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何をされるかわからないという不安感
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口の中を触られることへの緊張や恥ずかしさ
このように、「歯医者が怖い」という気持ちは誰にでも起こる自然な感情です。
私たちは、その不安をできるだけ取り除けるよう、痛みへの配慮と安心できる環境づくりに努めています。
💉痛みを最小限にするための工夫①:表面麻酔+電動麻酔器
「麻酔の注射が一番怖い…」という方も多いですよね。
当院では、麻酔注射の前に表面麻酔を塗布し、針を刺すときのチクッとした痛みを和らげています。
さらに、電動麻酔器を使用し、麻酔液を一定のスピード・圧力でゆっくり注入。
急に液が入ると痛みを感じやすいのですが、電動なら圧力を自動でコントロールできるため、ほとんど痛みを感じません。
また、体温に近い温度に温めた麻酔液を使うことで、刺激をより少なくしています。
🪥痛みを最小限にするための工夫②:できるだけ削らない・抜かない治療
歯を削る音や感覚が苦手な方も多いですよね。
当院では、必要最小限の範囲だけ削る「MI(ミニマルインターベンション)」治療を行っています。
虫歯の進行具合を慎重に見極め、
・初期の虫歯なら経過観察やフッ素塗布で様子を見る
・削る場合も健康な部分をなるべく残す
といった方針で、歯へのダメージと痛みを最小限にしています。
また、歯周病などで抜歯が必要なケースでも、
「本当に抜かなければならないのか」を慎重に判断し、できるだけ歯を残す治療を心がけています。
🧘♀️痛みを最小限にするための工夫③:リラックスできる雰囲気づくり
痛みの感じ方は「緊張の度合い」によっても変わります。
緊張して体がこわばっていると、同じ刺激でも強く痛みを感じてしまうことがあります。
当院では、できるだけ落ち着いた雰囲気の中で治療を受けていただけるよう配慮しています。
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優しく丁寧な説明で「何をするのか」を明確に
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治療前に不安や希望をしっかりヒアリング
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怖さを感じたらすぐに手を上げて合図できる仕組み
「痛かったら我慢しないで伝えてくださいね」とお声がけしながら、
患者さんのペースに合わせて治療を進めています。
🔍痛みを最小限にするための工夫④:拡大鏡やCTを使った精密な治療
治療の正確さも、痛みを減らす大切なポイントです。
当院では**拡大鏡(ルーペ)**を使用し、肉眼では見えにくい細部まで確認しながら治療を行っています。
また、根の治療(根管治療)などでは歯科用CTを用いて内部の構造を立体的に把握。
無駄に削ることを避け、必要な部分だけを的確に治療できるため、術後の痛みや腫れも少なく済みます。
🕒痛くなる前の「予防」がいちばんの安心
「痛みが怖いから歯医者に行けない」
…実は、その思いこそが痛みを強くする原因になってしまうことがあります。
痛くなってから来院すると、どうしても治療の範囲が広がり、処置も複雑になります。
一方で、定期的にクリーニングや検診を受けていれば、痛い治療をほとんど経験しなくて済みます。
当院では、3か月~半年ごとの定期健診で、虫歯や歯周病を早期に発見し、
「痛くなる前に予防する」ことを重視しています。
🏥吉祥寺むらかみ歯科クリニックからのメッセージ
「歯医者は痛くて怖いところ」ではなく、
「痛くならないように通う安心の場所」にしていただくことが、私たちの願いです。
当院では、
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痛みを抑える最新の麻酔機器
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削らない・抜かない治療方針
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丁寧な説明と患者さんに寄り添った対応
を通じて、できる限り“痛みの少ない・怖くない歯科治療”を提供しています。
歯医者が苦手な方も、まずは一度ご相談ください。
小さな一歩が、将来のお口の健康を大きく守ることにつながります。