アマルガム除去は危険?歯科治療で気になる安全性について解説|吉祥寺むらかみ歯科クリニック|吉祥寺の歯科・歯医者|土日診療

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歯科コラム

アマルガム除去は危険?歯科治療で気になる安全性について解説|吉祥寺むらかみ歯科クリニック|吉祥寺の歯科・歯医者|土日診療

アマルガム除去は危険?歯科治療で気になる安全性について解説

アマルガム除去は危険?歯科治療で気になる安全性について解説

こんにちは。吉祥寺むらかみ歯科クリニック院長の村上です。

歯科医院で「アマルガムを白い詰め物に替えませんか?」と言われたり、インターネットで「アマルガムは危険」「アマルガム除去が必要」といった情報を見たりして、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

特に、「アマルガムを外すと体に悪い影響があるのでは?」「除去するときに水銀が体に入るのでは?」といった疑問を持つ方も多いようです。

そこで今回は、アマルガム除去の安全性や注意点、実際に交換が必要になるケースについて、歯科の観点からわかりやすく解説します。


アマルガムとは?

アマルガムとは、水銀と銀・銅・スズなどの金属を混ぜて作られた歯科用の合金材料です。以前は虫歯治療の詰め物として広く使われており、古い治療を受けた歯には銀色で黒っぽい詰め物が入っていることがあります。

強度が高く耐久性があるため長い間使われてきましたが、現在では

  • 見た目の問題

  • 金属アレルギーの可能性

  • 白い材料(コンポジットレジンなど)の普及

といった理由から、ほとんど使用されなくなっています。


アマルガム除去は危険なの?

結論から言うと、通常の歯科治療として行われるアマルガム除去は、適切な方法で行えば基本的に大きな危険はありません。

歯科医院では、詰め物を外す際に

  • 強力な吸引装置で削った粉を吸い取る

  • 水を流しながら削る

  • 口腔内に残らないようにする

といった対策を行います。

そのため、一般的な歯科治療としてのアマルガム除去によって健康被害が起こる可能性は非常に低いと考えられています。


インターネットで「危険」と言われる理由

アマルガム除去が危険と言われることがある背景には、いくつかの理由があります。

1. 水銀を含む材料だから

アマルガムには水銀が含まれています。そのため、「削ると水銀が体に入るのではないか」と心配されることがあります。

しかし、歯科で使用されるアマルガムは金属と結合した安定した状態で存在しており、通常の治療で健康に影響するほどの水銀が体内に取り込まれる可能性は低いとされています。

2. 情報が極端に広がっている場合がある

インターネット上では、科学的根拠が十分でない情報が広がっている場合もあります。「すぐに全て除去しなければ危険」といった極端な表現が不安をあおることもあります。

しかし、実際の歯科医療では症状や歯の状態に応じて必要な場合に交換するという考え方が一般的です。


すぐに除去したほうがいいケース

アマルガムが入っているからといって、必ずしもすぐに交換する必要があるわけではありません。しかし、次のような場合には交換が検討されることがあります。

1. 詰め物の下に虫歯ができている場合

アマルガムの周囲から虫歯が再発することがあります。この場合は虫歯治療が必要になるため、詰め物を外して新しい材料に交換します。

2. 詰め物が欠けている・外れそうな場合

長年使用していると、詰め物が劣化したり歯との境目に隙間ができたりすることがあります。

3. 金属アレルギーが疑われる場合

皮膚の湿疹や口腔内の違和感など、金属アレルギーが疑われる症状がある場合は、金属を使わない材料への交換を検討することがあります。

4. 見た目が気になる場合

審美的な理由で、銀色の詰め物を白い材料に替える方も増えています。


アマルガムを外した後の治療

アマルガムを除去した後は、歯の状態に応じて新しい材料で修復します。現在よく使われている材料には次のようなものがあります。

コンポジットレジン
歯の色に近い白い樹脂で、比較的小さな虫歯の治療に使われます。歯に接着するため、削る量を抑えられるのが特徴です。

セラミック
審美性が高く、変色しにくい材料です。大きな修復や見た目を重視する場合に選ばれることがあります。

歯の状態や噛み合わせによって適した材料は異なるため、歯科医師と相談して選ぶことが大切です。


無理に除去する必要はない

アマルガムが入っていると聞くと、「すぐに全部取り除いたほうがいいのでは」と不安になる方もいるかもしれません。しかし、問題がない場合に無理に除去する必要はないと考えられています。

詰め物がしっかり機能していて虫歯もない場合は、そのまま経過観察をすることも多いです。

大切なのは、自己判断で不安になるのではなく、歯科医院で状態を確認してもらうことです。


まとめ

アマルガムは以前広く使用されていた歯科材料ですが、現在では白い材料の普及などにより使用されることはほとんどなくなっています。

「アマルガム除去は危険なのでは?」と心配されることもありますが、歯科医院で適切な方法で行われる除去は基本的に安全性が高い治療です。

ただし、すべてのアマルガムを急いで取り替える必要があるわけではありません。

  • 虫歯の再発

  • 詰め物の劣化

  • 金属アレルギーの疑い

  • 見た目の改善

といった理由がある場合に、交換が検討されることが一般的です。

歯の状態は一人ひとり異なるため、気になることがあれば歯科医院で相談し、適切な治療方法を選ぶことが大切です。定期的な検診を受けることで、詰め物の状態や虫歯の有無を早期に確認することができます。

土曜・日曜日も診療、平日は夜19時半まで診療

監修者情報

村上 尚希(むらかみ なおき)
吉祥寺むらかみ歯科クリニック院長
村上 尚希
(むらかみ なおき)

「患者様の話をしっかり聞く」
「治療内容について丁寧に説明する」
「自分の家族を診るような気持ちで診療する」

を心掛け、患者様の大切な歯を守り、生涯健康で再治療の少ない治療をご提供していきたいと考えています。

経歴

  • 2017年 日本大学歯学部歯学科 卒業
  • 2022年 日本大学大学院歯学研究科 応用口腔科学分野 歯周病学 卒業
  • 職務経歴 千代田区、国立市、足立区、浦安市、川口市にて歯科治療に従事

資格・所属学会

  • 歯学博士
  • 日本歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • 歯科基礎医学会
  • JIADS
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